ニューヨークのバンドPublic Practiceの「Extra-Ordinary」を聴いたら、オリジナルの高橋幸宏『NEUROMANTIC(ロマン神経症)』を久々に聴きたくなった。
発売当時、幸宏さんのアルバムにロキシー・ミュージックのフィル・マンザネラとアンディ・マッケイが参加と聞いて私は歓喜した。
それは私がその頃ロキシーのファンになったばかりというのと、その数年前に幸宏さんがミカ・バンドでロキシーの前座をしていたり、YMO「バレエ」が評論家にロキシーの曲みたいだと言われていたりで、幸宏さんとロキシーの関係にとても興味があったから。
このアルバムは今聴いてもまったく古くない。
よく感じるのは音数が少ないのにとても何層にも重ねられた音のように聴こえること。
とても上手いアレンジだと思う。
1曲目「Glass」の大村憲司さんの短いギターソロは神がかっている。
4曲目のインスト「New (Red) Roses」などは何回聴いたことか。
素晴らしいアルバムだ。
