microKORG Sを使うようになって4音ポリというのはけっこう使いづらいし弾きにくいんだなと感じた。
それは今までシンセはデジタルシンセの16音ポリフォニックまたはアナログシンセの1音モノフォニックしか使ってこなかったから。
もちろん16音ポリはほとんどポリ数を気にしないで弾けるし、モノフォニックは最初から和音などを弾けないとわかっている。
しかし4音ポリというのは微妙だ。
右手で4和音を弾いてしまったら左手でベースを弾く1音が残らない。
左手で4和音を押さえたら右手でメロディが弾けない。
それからミスタッチして1本の指でふたつの鍵盤を押さえてしまうこともある。
microKORGは最初から和音を弾きまくるように開発はされてないのだろう。
音作り重視のシンセなのかな。
そういえば5音ポリのプロフェット5を弾く坂本龍一さんの映像では片方の手は指一本で鍵盤を押さえてるのをよく見る。
5音ポリでは片方の手で4和音押さえてしまったらもう片方の手で押さえるのは1音しか残ってないということか。
坂本さんはその5音ポリで素晴らしいストリングスを奏でたりしていたのだから凄い。
ポリ数の少ないシンセサイザーもその人の使い方しだいなんだろうか。